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青い空

青空を渡さない会について

2024年12月28日 経過報告更新

2023年6月発足 2023年12月2日サイト開設

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2023年5月23日、「(仮称) ガーラ・レジデンス洋光台 新築工事」建築計画のご案内という書類が、我々近隣住民宛てに投函された。

建築主(株式会社FJネクスト、三信住建株式会社)によるこの計画は、横浜市の「建築主の配慮等に関するガイドライン」を無視した建築計画であると、我々近隣住民は判断した。

2023年5月31日、事業者側が開催した初回説明会は、紛糾した。

そこで我々近隣住民は、立ち上がり、一致団結し、青空を渡さない会を発足する運びとなった。

このサイトは、我々が考える本建築計画の問題点を発信するものであると共に、現在進行中の本建築計画に係る紛争について、初回説明会当時まで遡り、客観的事実経過報告として発信するものである。

事業者名

建築主        株式会社FJネクスト、三信住建株式会社

総合企画    株式会社ユーエスアイ・エンジニアリング

設計者        株式会社オームラ建築設計

施工者        未定

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​我々が考える本建築計画の問題点

一度も現場を見ずして設計された建築計画

​下図に記載したとおり、我々は、本建築計画には4つの問題があると考える。

(仮称)ガーラ・レジデンス洋光台建築計画の4つの問題点

以下に、それぞれの問題点について解説する。

問題点1

擁壁下の北東側戸建て住宅が、冬至の午後はずっと日陰になる。

横浜市のガイドラインでは、「北側斜⾯地などで、⾼さ制限ぎりぎりに計画された場合は、周辺の⽇照が著しく悪化することがあります。このような地域の建築計画は、できるだけ⽇影の影響を軽減させましょう。」と、建築主に配慮を促している。しかし、本建築計画は、北東側斜面地に最大高低差5.13mの擁壁を建て、その上に高さ制限ぎりぎりの5階建てを建てる計画である。よって、本建築計画は横浜市のガイドラインに沿っていないと考える。

従って、我々は事業者側開催の第1回説明会において、日陰のシミュレーションを要請した。しかし、事業者側が困難と主張した為、我々が自ら日陰のシミュレーションを一級建築士に依頼して実施した。その結果、建物配棟を北東側に寄せたコの字型から南西側に寄せた逆コの字型に変更すれば、日陰の問題は大幅に改善されることが判明した。そこで、事業者側開催の第4回説明会において、我々の結論を事業者側に提示したところ、逆コの字型への建物配棟は可能ではあるが、そのような計画変更はできないと回答した。

(仮称)ガーラ・レジデンス洋光台建築計画の問題点1:擁壁下の北東側戸建て住宅が冬至の午後はずっと日陰になる
問題点2

南東側戸建て住宅が、著しい威圧感と圧迫感を受ける。

南東側戸建て住宅が建つ場所は第一種低層住居専用地域であり、都市計画法第9条において、「低層住宅に係る良好な住居の環境を保護するため定める地域」とされている。その目の前、道路幅約6mしか離れていない場所に5階建ての建築計画をするのは、「集合住宅と戸建住宅が相互に連携し協調する、景観の整った『まち』をめざします」とする、洋光台まちづくり憲章に沿っていないと考える。

(仮称)ガーラ・レジデンス洋光台建築計画の問題点2:南東側戸別住宅が著しい威圧感と圧迫感を受ける
問題点3

駐車場の数が、全戸数の約1/3しかない。

61戸の集合住宅の建築計画であるのに対し、駐車場の数は22台、来客用の駐車場の数はゼロである。横浜市のガイドラインでは、「法令による附置義務台数だけでなく⼗分な駐⾞場を確保」、「来客⽤の駐⾞場も設けましょう。」と、建築主に配慮を促している。よって、本建築計画は横浜市のガイドラインに沿っていないと考える。また、この近隣一帯は日常的に違法駐車が一切ないことから、我々は、本建築計画の駐車場不足が、近隣一帯への違法駐車(工事中・居住後)を誘発することを危惧する。

問題点4

駐輪場出入口が交差点内に存在し、交通事故発生のリスクがある。

駐輪場出入口の場所は、4方向全てが坂道の交差点内にある。交差点を構成する道路幅は約6mしかなく、駐輪場出入口の正面には別の擁壁があるため、通行車両・駐輪場出入口利用者の双方にとって、見通しが良いとは言えないと考える。更に、この交差点は3方向から児童が合流する通学路であり、小学校のPTAでも見通しが悪い場所として注意を払っている。以上の点を考慮して、日々この交差点の交通事情を目の当たりにしている我々は、交通事故発生のリスクを懸念し、駐輪場出入口の場所が好ましくないと考える。

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工場跡地なのに地歴調査が不十分!?

本建築計画地には、昭和30年代後半から昭和40年代前半に「レンズの研磨工場」があった。これは計画地周辺に代々居住している住民にとって、周知の事実である。研磨工場からの排液は計画地を西から北に横断していた。しかも、有機溶剤や研磨剤等を作業工程で使用していたことは明らかである。我々は土壌汚染を懸念し、事業者側に土地購入時の地歴調査の結果を問い合わせた。事業者側は、地歴調査を行った会社(トーエイ環境株式会社 New!)に照会し、その結果、「レンズの調整を行う作業所が短期間存在していた。」、「特定有害物質の製造、使用等を行ったという明確性はなかった。」との理由から、土壌汚染調査は行わないと我々に回答した。しかしながら、当時の工場経営者は、既に死亡・廃業していることから、どのような有害物質を使っていたかが判然としないため、我々の不安は一向に解消されないものである。我々が土壌汚染調査を要請した理由は、解体作業の最終工程の試掘作業において有害物質を含んだ粉塵が空中を浮遊する可能性があり、それが原因で、計画地を囲む3方向の通学路を利用する児童・近隣住民・工事関係者に健康被害が発生することを、危惧しているからである。

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風の影響について

我々は、高さ約5mの擁壁上に建つ、高さ約15mのマンション計画に対し、風の影響(風害)が出るのではないかと懸念した。建築計画地の3方向は通学路に囲まれているため、何より児童の歩行に影響が及ぶのではないかと懸念した。そこで、事業者側に風環境のシミュレーションを実施し、我々の不安を取り除くよう要請したが、事業者側は「シミュレーションは行わない」と回答した。我々は、自ら不安を払拭するため、風環境のシミュレーションを行う企業に風環境解析を依頼した。その結果、我々が懸念したとおり、少なからず通学路及び近隣住民の住環境に影響を及ぼすことが判明した。この問題は、上記、問題点1問題点2の改善により、連鎖して改善することができると我々は考える。

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町内会も我々を支持しています

町内会長が、事業者側開催の第2回説明会(2023年6月3日)にご出席されたことを契機に、町内会では役員会等で、常にこの建築計画についてご心配くださっていた。我々が役員会で、事業者側開催の説明会の状況等を詳細に説明したところ、即座に、本建築計画の問題点について賛同して頂くことができた。その結果、

流れとなった。そこで、事業者側開催の第4回説明会(2023年11月14日)において、町内会長から建築主に対し本要請書を直接交付し、町内会の意思を伝えた。

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